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業務用エコキュート

エコキュートは高効率給湯機の代名詞。その業務用であるエコキュートは定格COP=3.8()。
この値は一般的な電気温水器を1とした場合の3.8倍の効率で沸かし上げを行うことを表します。
COP(Coefficient of Performance)とは?・・・消費電力あたりの加熱能力値。この値が高いと少ない電力で沢山のお湯が沸かせます。

高効率な90℃沸かし上げ

少ないエネルギーで多くのお湯を90℃という高温に沸かし上げることができる業務用ヒートポンプ給湯機が業務用エコキュートです。従来のフロン系冷媒給湯機では不可能だった高温出湯を実現しました。

高効率だから少ないエネルギー消費量

業務用エコキュートの「定格COP=3.8」とは、燃焼系給湯器や一般的な電気温水器と性能を比較すると4倍近いエネルギー効率があることを表します。
これは同じ「1」のエネルギーを使った場合、沸かせるお湯はエコキュートは「3.8」、その他の温水設備では「1」もしくはそれ以下であることを表します。
そのため業務用エコキュートはエネルギー消費量が少なくて済むのです。

割安な電力メニューの利用で低コスト

更に業務用エコキュートでは業務用蓄熱調整契約で割安な夜間電力を利用するため、ランニングコストを大幅に削減できます。1日約400円で3トンのお湯が沸かせます。(90℃換算時)

地球に優しい業務用エコキュート

業務用エコキュートは、大気熱と電気エネルギーを有効に活用するため、CO2の排出を大幅に削減することができます。

自然冷媒CO2で高い環境共生性能

通常、ヒートポンプシステムでは環境破壊の原因とされるフロンを媒体に使用していますが、業務用エコキュートは自然界に存在する二酸化炭素を採用。自然界に存在するCO2だからオゾン層破壊係数・0、温暖化係数・1でとても地球に優しいのです。
また、特定フロンに比べて「オゾン層を破壊しない」ということで最近多く使われている代用フロンであるR410AなどのHFC系新冷媒と比較すると自然冷媒CO2は、地球温暖化係数が1:1700と断然低い
使用後の回収作業不要(R410Aは回収必須かつEUでは2004年から使用禁止)

施設内での排煙や二酸化炭素の排出もなく、一酸化炭素中毒の心配はありません。
お湯は温度センサーにより、自動沸き上げ・追焚き運転と無人で管理。湯切れや煩わしい燃料補給の心配がありません。
エネルギーは電力のみで、運転資格は不要です。

ガスボイラーとの併用や既存設備の再利用も可能です
給湯負荷の増加対策やイニシャルコストの削減はもちろん、現行のボイラー給湯システムにエコキュートを追加することで原油高騰で上昇傾向のランニングコスト削減にも効果的です。
補助金対象製品だから導入コスト削減
業務用エコキュートは「エコキュート導入補助金」交付対象製品。

業務用エコキュート運転説明
夜間 エコキュートは割安な料金を利用し、貯湯タンクへお湯を貯めます。
循環ラインの放熱分は温水ボイラーで補います。
昼間 貯湯タンクのお湯を利用します。温調弁で給水と混合させて給湯します。
給湯 まずエコキュートが追焚き運転に入ります。さらに温水ボイラーが運転します。
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